ささいなるこだわりもまた




ささいなるこだわりもまた



 言葉や文字に対するこだわりが強いけど、何が原因か。文章作品や通信原稿を書いたからではなさそう。ウェブサイト上でいろんな辞典(事典)やデータベースを構築し始めたことが原因らしい。

 こだわりだすとどんどんこだわる。ナーヴァスになる。意味やスペル、漢字の書き方がわからないと調べずにおれない。言葉に限らない。仕組みや成り立ちのわからないものを調べる。

 ネットという道具は便利で、うまく使えばたいがいのことは調べがつく。多少物知りになったわけだが、そういった知識は生活上、なんの役にも立たない。知りたいという欲求を満たしてるだけだ。


 映画のタイトルでおかしなものがあると気になってくる。『やがて来たる者へ』も正しくは『やがて来る者へ』です。これで「きたる」と読む。最近では『ザ・イースト』にひっかかった。“The Yeast”なのかと思ったら“The East”。“The Yeast”だったら「ザ・イースト」で合っている。“east”と“yeast”の発音をネットの発音ページで比較すると、“yeast”のほうが若干濁った音になっていた。ヤ行の「ヰ」に相当するのかもしれない。

 Wで始まる普通名詞もすべて最初は子音です。“wound” “wind” “warrior”。カタカナではみんな「ウ」ですが、子音です。「ウイ」「ウオ」じゃなく「ウィ」「ウォ」。VやWで始まる単語で「ウイ」「ウエ」「ウオ」と表記されると「そりゃ違うだろ」と思う。ウィーンです。ウェールズです。新聞ではVで始まる単語をバ行で表記する。「バイオリン」と表記されるごとに違和感を覚える。


 映画『男はつらいよ』シリーズに限らず、山田洋次監督作品には漢字の読み違いが多発する。若い俳優ではない。倍賞千恵子やハナ肇、松たか子らのようなベテラン中堅がミスする。「ひとだんらく(正しくは、いちだんらく)」とか「シロモクレン(ハクモクレン)」などのように。他の監督作品ではほとんど記憶がないので、山田監督自身が知らずに間違った読み方を指示してるのかと思うほどだ。

 僕自身の書いたものはというと、認識不足によるミスは減ったけど、誤植は相変わらず。そのへんはこだわらず、手前のミスはアバウトで(笑)。

ひょっこり通信 2015.2.15




誤用誤用と云ふ勿れ

省略のススメ

爆笑の誤訳。

絵を描いている

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