コミ能+発信力で百万馬力




ドナルド・トランプ



 現代は発信能力の高さが求められる。中身は失格だが、ドナルド・トランプは発信能力が高い。橋下徹も同様。ただのポピュリストとあなどってはいけない。発信の対象をきちんと見据えて発信し、ほぼ目論見どおりの反応を得ている。ああいう輩からでも学びとれるものはある。発信力を彼らに独占させておく法はない。

 ドナルド・トランプをはじめ、右に傾く人たちは総じて考えることが嫌い。日常的な習慣として考えることをしない。そのかわり本音感覚には敏感だ。


 5月、地元の中央公民館で「発信と表現」について話をする機会を得ました。シナリオをまとめる過程で、コミュニケーション能力(コミ能)と発信能力が分かち難く結びついていることを実感しました。

 コミ能というのは第一に、自分が人に伝えたいことを正確に表現すること。第二は聞き手が正しく受け止めてるかどうかを読み取ること。第三は相手が話していることを正確に受け止めること。第四は相手の言ったことの心的背景を読み取ること。そこまでいってようやくコミ能は完結する。コミ能は双方向性の対話能力です。右の人たちはこの第二まで。受け取り手の存在を重視してない。

 発信において、受け取り手を見据えなければ、相手のいない場所で言葉を発しているに等しい。効率的な発信の方法を真剣に考えたい。

 人の心に届く発信ができないのは非効率。届くよう努力はしていても、表面的なレヴェルにとどまっている例を多く見かける。無難で当たり障りのない言葉を並べてもインパクトはない。斬新な表現であり、なおかつ気持ちにフィットするものでなければ。人が本音として持っているものは何か、をとことん追究すべき。

 きれいごとやタテマエごとは人の心に届きやすそうでいて、心の表層にしか届かない。本音に寄り添いすぎると右に偏るというジレンマがある。見定めるのが難しいが、さらに追究していきたい。

 コミ能欠如が犯罪の原因になってる気がするけど、これについてもまた引き続き考えることにしたい。


ひょっこり通信 2016.6.12




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